◆取引会社選び〜レバレッジで選ぶ〜

◆レバレッジで選ぶ
 FX投資の特徴は非常に高いレバレッジを選択できるということではないでしょうか。スワップ金利を中心に運用する場合にはレバレッジは2倍からおおくても10倍いけば十二分です。それ以上のレバレッジはロスカットやマージンコールを引き起こしてしまう可能性が高いです。

 しかしレバレッジは400倍といった高いレバレッジを提供しているFX取引会社もあります。こういったレバレッジは主にデイトレードでの取引で使われます。ここではレバレッジ10倍と200倍でどれほど儲けと損失に差が出るかをチェックしてみます。

【取引条件】
1ドル100円 1万通貨 100万円投資

【レバレッジ10倍】
 ○1ドル99円になった場合
  99円 × 1万通貨 × 10倍 = 990万円 =  −10万円
 ○1ドル101円になった場合
  101円 × 1万通貨 × 10倍 = 1010万円 =  +10万円

【レバレッジ200倍】
 ○1ドル99円になった場合
  99円 × 1万通貨 × 200倍 = 19800万円 =  −200万円
 ○1ドル101円になった場合
  101円 × 1万通貨 × 200倍 = 20200万円 =  +200万円

もしレバレッジを200倍かけている場合には1円動くと投資金額が100万であるにもかかわらず200万単位で利益・損益が発生します。という事はこれが1円の1/10の10銭上下しただけでも20万円単位の利益・損益が発生するのです。1日10銭はごくあたりまえに上下します。高いレバレッジを選択して失敗すると損失も大きいですが、1日で取れる値幅が非常に広がるのです。