◆取引会社選び〜スワップ金利(スワップポイント)〜

◆スワップ金利(スワップポイント)
 スワップ金利は2国間の政策金利がベースで変動しますが、最終的にこのスワップ金利(スワップポイント)を決めるのはFX取引会社になります。FX取引会社は手数料とスプレッドとスワップ金利(スワップポイント)が各社の特徴にもなっています。長期保有が目的ですので売買回数は往復の2回になるなるため、あまり手数料とスプレッドは考えなくても問題ありません。

 例えばスワップ金利(スワップポイント)を目的に投資する場合、当然の事ですがスワップ金利(スワップポイント)が高いFX取引会社で取引する方が利益が大きくなります。スワップ金利(スワップポイント)の違いでどれくらい利益に差が出るかを検証してみます。

条件: 【A社】スワップ金利40円 【B社】スワップ金利50円
 1ドル100円での1万通貨、100万の投資でレバレッジ5倍とします。

■A社の場合1年で金利変動、為替レート無しの場合
 40円 × 365日 × レバレッジ5倍 = 73000円

 107..3%の利回りとなります。

■B社の場合1年で金利変動、為替レート無しの場合
 50円 × 365日 × レバレッジ5倍 = 91250円

 109.1%の利回りとなります。

この2%弱の差は仮に5年10年の複利表で見てみるととてつもない差になります。これくらいのスワップ金利の差はよくある話です。スワップ金利を目的に投資をする場合は必ずスワップ金利が高いFX取引会社にて取引する必要があります。スワップ金利は各社日々変動するため2,3社ピックアップして口座開設しておけば問題ないでしょう。

 例えば手数料とスプレッドが0のFX取引会社の場合はこのスワップ金利(スワップポイント)が低めに設定されている事もあります。

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